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福岡「環水平アーク」が出現中 真昼の青空にまっすぐな虹

ウェザーニュース / 2020年4月22日 12時40分

ウェザーニュース

今日4月22日(水)の九州では、南の空の低い高さに、横一直線の虹のようなものが見えているところがあります。

この現象は「環水平アーク」と呼ばれ、氷の粒で出来た薄雲によって太陽光が屈折することで虹色に見えています。

太陽が高いときにだけ出現

行橋市からの投稿

上空高い所にある薄い雲は、水滴ではなく小さな氷の粒が空に浮かんでいる状態です。この氷の粒がプリズムの役割をして、波長ごとに光が分けられることで色が分かれて見えています。

雨上がりなどに見える虹は、太陽を背にした側(太陽と反対側の空)に見えますが、環水平アークは太陽と同じ方向の空の低いところに見えるのが特徴です。

太陽が高く昇っている時間帯にしか見えないので、冬場はお目にかかることができず、見えたら少しラッキーな現象です。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)  

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