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春霞 関東などで視程低下 霞んだ空色に

ウェザーニュース / 2020年5月2日 11時0分

ウェザーニュース

今日5月2日(土)の関東地方は、晴れてはいるものの、遠くの景色が霞んで見えるような空模様となっています。

東京新木場にある東京ヘリポートで観測された視程(水平方向に見通せる距離)は、9時には5km、10時には7kmと報告されています。朝方と比べると、見通しはだんだんと良くなっているようです。

大気が安定している証拠

空が霞んで見えるのは、高気圧に覆われることで空気が上下方向にかき混ぜられず、埃や水滴などの微粒子が地表付近に留まってしまうことが原因と考えられます。

上下方向の空気の入れ替わりが弱いということは、大気の状態が安定しているとも言えます。

また、春や秋に日本付近を通過する移動性高気圧は比較的乾燥しているものの、春の場合は植物があまり生えていないため土や埃が舞いやすいといわれます。

大気中では、太陽光の「レイリー散乱」によって青色の光が空全体に広がりますが、ある大きさ以上の塵や水滴があると、太陽光の「ミー散乱」によって全ての色の光が空に広がることで、空がいつもより白っぽく見えてしまうのです。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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