春霞 関東などで視程低下 霞んだ空色に
ウェザーニュース / 2020年5月2日 11時0分
今日5月2日(土)の関東地方は、晴れてはいるものの、遠くの景色が霞んで見えるような空模様となっています。
東京新木場にある東京ヘリポートで観測された視程(水平方向に見通せる距離)は、9時には5km、10時には7kmと報告されています。朝方と比べると、見通しはだんだんと良くなっているようです。
大気が安定している証拠
空が霞んで見えるのは、高気圧に覆われることで空気が上下方向にかき混ぜられず、埃や水滴などの微粒子が地表付近に留まってしまうことが原因と考えられます。
上下方向の空気の入れ替わりが弱いということは、大気の状態が安定しているとも言えます。
また、春や秋に日本付近を通過する移動性高気圧は比較的乾燥しているものの、春の場合は植物があまり生えていないため土や埃が舞いやすいといわれます。
大気中では、太陽光の「レイリー散乱」によって青色の光が空全体に広がりますが、ある大きさ以上の塵や水滴があると、太陽光の「ミー散乱」によって全ての色の光が空に広がることで、空がいつもより白っぽく見えてしまうのです。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
この記事に関連するニュース
-
【山口天気 夕刊7/19】梅雨の空から 真夏の空へ この週末がターニングポイントに! 連日続く猛暑日に注意が必要 入念な熱中症対策を
KRY山口放送 / 2024年7月19日 19時39分
-
来週にかけて暑ささらに厳しく 東海や関東で40℃に迫る所も
ウェザーニュース / 2024年7月19日 18時20分
-
【山口天気 夕刊7/12】3連休は降ったり止んだり 地盤が緩みやすいため安全第一の行動を 来週半ばはいよいよ梅雨明け!?
KRY山口放送 / 2024年7月12日 20時3分
-
三連休は梅雨前線の活動が活発 来週は梅雨明け可能性も夏空安定せず
ウェザーニュース / 2024年7月10日 18時30分
-
東日本や東北で様々な光学現象が出現 アークや彩雲などが見られる
ウェザーニュース / 2024年6月22日 13時45分
ランキング
-
1ゆれる兵庫県庁 「解明が務め」と百条委、「自分も処分?」と疑心暗鬼になる職員も
産経ニュース / 2024年7月19日 20時1分
-
2蓮舫氏は「都知事選で惨敗した人」で終わるのか…二重国籍問題以上に致命的な"政治家としての最大の欠点"
プレジデントオンライン / 2024年7月20日 9時15分
-
3<独自>事務所資金から香典か 堀井学衆院議員の配布疑い 裏金が原資の可能性も
産経ニュース / 2024年7月19日 18時16分
-
4コロナ「第11波」、変異株KP・3が主流 流行期入りで夏に感染拡大か
産経ニュース / 2024年7月19日 21時4分
-
5愛知・犬山市で死亡した7歳女児の全身に多数のあざ…一時保護時に「パンチされる」と訴え
読売新聞 / 2024年7月20日 5時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください