インド洋に強力サイクロン 20日にバングラデシュ直撃か
ウェザーニュース / 2020年5月19日 17時56分
インド洋ベンガル湾にあるサイクロン「アンファン(AMPHAN)」が北上中です。このサイクロンは強い勢力を保ったまま、20日(水)にはバングラデシュを直撃するおそれがあります。
20日にも強い勢力で直撃か
![](http://smtgvs.weathernews.jp/s/topics/img/202005/202005190245_box_img0_A.jpg?1589877497)
ウェザーニューズのグローバルストームセンターの解析によると、日本時間の19日(火)9時現在、アンファンの勢力は中心気圧930hPa、中心付近の最大風速は約55m/sと推定されます。
アンファンは現地時間の20日(水)にかけて勢力をほぼ維持したままベンガル湾を北上し、20日(水)午後にインドの西ベンガル州からバングラデシュにかけての沿岸に上陸する予想です。上陸前の勢力は最大風速が45~55m/s程度とみられ、これは日本の台風の強さのランクでは「非常に強い」から「猛烈な」に当たります。
甚大なサイクロン被害が多いバングラデシュ
過去にも、バングラデシュはベンガル湾で発生したサイクロンの襲来をたびたび受けています。
1970年11月のサイクロンは特に被害が大きく、数十万人の死者が出たほか、1991年4月には約14万人が死亡する災害もありました。
バングラデシュはガンジス川河口に位置していて、国土の大部分が標高の低いデルタ地帯に位置します。このため、台風による高潮が発生した場合は、広範囲が水没し、多くの人が犠牲になる事例がいくつも発生しています。
アンファンは1991年のサイクロンに匹敵する勢力のため、被害の拡大が心配されます。
※サイクロンの名称「AMPHAN」の日本語訳は、バングラデシュの日本大使館に従って「アンファン」としています。
参考資料など
衛星雲画像:情報通信研究機構(NICT)より
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