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コロナ禍で桜への想いに変化、若い世代で顕著 アンケート調査結果

ウェザーニュース / 2020年5月27日 5時0分

ウェザーニュース

毎年、多くの日本人が当たり前のように行っていたお花見。この春は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で多くの方がお花見を自粛せざるを得ない状況となりました。

ウェザーニュースでは、2020年のお花見シーズンを終えたあと、桜に対する想いや来年のお花見について調査を行いました。

桜への想いに変化は?

「この春、桜への想いが変化しましたか?」と伺ったところ、全体の61%が「桜への想いを再認識した」、19%が「意外と想いはなかった」、11%が「想いに気づいた」、9%が「もともと想いはない」という結果となりました。

「桜への想いを再認識した」と回答した割合が最も多く、「想いに気づいた」人を含めると7割近くが桜に何かしらの感情を抱いていたことが分かります。

「花見という改まっての会がないせいか見かける桜が愛おしく感じた」といった声が多くありました。

10代の4人に1人が「桜への想いに気づいた」

ウェザーニュースアプリでの調査結果

「想いに気づいた」人の割合を年代ごとに見てみると、10代は26%と他の年代に比べて高く、4人に1人が「想いに気づいた」と回答していることになります。新型コロナをきっかけに、若い世代で桜への意識が高まったと言えるかもしれません。

更に、「来年の春に新型コロナウイルスが落ち着いていたらお花見へ行きたいか」という調査も実施しました。

来春は8割が花見を楽しみたい

ウェザーニュースアプリでの調査結果

集計の結果、全体の81%は「お花見へ行く予定」であることが分かりました。「今年は花見が出来なかったので盛大にしたい」といったコメントが多く届いていました。

都道府県別に見てみると、東北など開花の遅い地域が多くランクインしています。

■お花見に行く予定トップ5
1位 山形県 96%
2位 福島県 89%
3位 福岡県 87%
4位 秋田県 86%
4位 長野県 86%

これらの地域は外出自粛ムードが高まる中で桜が満開を迎えたため、桜を楽しむ機会が少なく、一段と来春のお花見への期待が高まっているのかもしれません。ぜひとも、来年はコロナ禍が落ち着いていれば、今年の分まで思いっきり桜を楽しみたいですね。

来年以降のお花見スタイルに変化?

お花見をしたい場所は名所派37%、近場の公園派44%と二分しています。

今年お花見名所に行けなかった分、名所を巡りたいという方がいる反面、名所ほどは混雑しない近場の公園でゆっくり桜を楽しみたいという方が4割以上にのぼっています。

新型コロナの影響で、世界中の様々なライフスタイルに変化をもたらしていますが、来年以降の日本のお花見スタイルにも何かしらの影響をもたらすかもしれません。

桜は、きっと来年も変わらず美しい姿を見せてくれるはずです。次の春を笑顔で迎えられるよう、これからも感染拡大を防ぐためための行動を各々が心がけながら過ごしたいですね。

参考資料など

■桜の振り返り調査は全てスマホアプリ「ウェザーニュース」内で西東日本、北日本で分けて実施
「この春、桜への想いが変化しましたか?」
西・東日本:4/9〜10 5401人参加
北日本  :5/13〜14 768人参加

「来年の春に新型コロナウイルスが落ち着いていたらお花見へ行きたい?」
西・東日本:4/10〜11 5303人参加
北日本  :5/14〜15 830人参加

■写真はウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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