梅雨前線が北上し活発に 九州南部は明日にかけて大雨警戒

ウェザーニュース

今日3日(水)は梅雨前線が北上し、九州南部で雨の強まるおそれがあります。明日4日(木)にかけて大雨に警戒が必要です。

梅雨前線に伴う活発な雨雲が次々と通過している九州南部は局地的に雨が強まっています。今朝8時前にはトカラ列島の中之島で1時間に99.0mmの猛烈な雨を観測しました。

東シナ海から発達した雨雲が近づいているため、午後は鹿児島県の本土でも雨が強まる見込みです。

4日(木)夜までに200～300mmの大雨のおそれ

梅雨前線は明日4日(木)にかけて停滞するため、激しい雨は断続的に降ります。4日(木)夜までに予想される総雨量は、薩摩半島～大隅半島南部など鹿児島県本土の多い所で200mm前後、屋久島周辺では300mm前後に達する見込みです。

短時間の激しい雨による道路冠水や河川の急な増水、土砂災害などに警戒をしてください。梅雨前線の動きによっては5日(金)以降も大雨の続く可能性がありますので、油断は出来ません。