【アジサイ】ひと昔前は「縁起の悪い花」だった!?
ウェザーニュース / 2020年6月18日 11時15分
今でこそ「6月の花」といえばアジサイです。しかし、アジサイが人々に楽しまれるようになったのは30年ほど前からだったことをご存知ですか?
アジサイは縁起が悪い?
「アジサイは30年ほど前まで人気のない花でした」と語るのは、茨城県牛久(うしく)市で園芸植物の卸・小売・育種を行う確実園(かくじつえん)園芸場の川原田邦彦(かわらだくにひこ)さんです。曽祖父が103年前に開いた確実園は代々受け継がれ、川原田さんで4代目になります。
アジサイは萼(がく)が4枚であることから「死」に通じるとか、花の色が変わるのは「変節」とみなされるといった理由で、昔は嫌われていました。仏様に供える仏花に使われることが多いことも、縁起の悪い花というイメージを定着させたようです。
アジサイ人気の理由
アジサイの人気が出てきたのは、縁起が悪いというイメージが薄れてきたうえに、栽培してみるとたいへん都合のいい園芸植物だからと川原田さんは言います。
「花の期間が1〜2ヵ月と長く、消毒の必要がなく、しかも手入れが簡単。公園などの施設管理者からすれば維持が容易で、人を呼べるため、この時期の主役として一気に広まったのです」(川原田さん)
花に対するイメージがこの30年で、これほど大きく変わるというのは驚きですね。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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