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福岡県や佐賀県で80mm/h超の猛烈な雨 土砂災害や河川氾濫に厳重警戒

ウェザーニュース / 2020年6月27日 9時0分

ウェザーニュース

梅雨前線に向かって非常に湿った空気が流れ込み、九州で局地的に猛烈な雨となっています。

9時までの最大の1時間雨量は佐賀県伊万里で87.5mm、福岡県久留米で88.0mmを観測しました。猛烈な雨によって土砂災害の危険性が高まっており、9時現在、福岡県や佐賀県、長崎県、大分県の一部に土砂災害警戒情報が発表されています。

川の水位も急速に上がり、佐賀県の牛津川や福岡県の金丸川などは一時的に氾濫危険水位を超えてました。

線状降水帯を形成か

福岡県や佐賀県に猛烈な雨を降らせている雨雲の一部は、西に伸びて、線状降水帯を形成しつつあります。線状降水帯が明瞭になると、激しい雨が長時間続いて、大きな災害につながる危険性が増すため、より警戒が必要です。

また、鹿児島県や熊本県などにも活発な雨雲がかかり始めています。午後にかけてはさらに広い範囲で雨の強まるおそれがあります。

24時間雨量が300mm超の所も

明日28日(日)の朝にかけて、1時間に60~80mmの非常に激しい雨が降り、局地的には80mm以上の猛烈な雨となるおそれがあります。

24時間雨量は多い所で300mm前後に達する予想で、大規模な土砂災害や河川の氾濫などの危険性が高まる見込みです。九州の広い範囲で厳重な警戒を続けてください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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