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梅雨前線北上で強雨エリアが拡大 九州では48時間で500mmの大雨のおそれ

ウェザーニュース / 2020年7月9日 10時50分

ウェザーニュース

今日9日(木)は北上しつつある梅雨前線の影響で、局地的に雨が強まっています。午後はさらに活発な雨雲が日本列島を覆い、激しい雨を降らせる見込みです。

九州で強い雨が降り出す

梅雨前線に伴う雨雲は、まだバラけていて隙間があるものの局地的に発達しています。10時30分までの1時間の雨の量は、熊本県天草市・牛深で27.0mm、鹿児島県薩摩川内市・中甑で22.5mmを観測するなど九州の東シナ海側で強まりはじめました。

少しの雨でも土砂災害の危険度は増す

最新の土砂災害危険度マップでは、「非常に危険」レベルを示す紫色の領域はわずかです。ただ、九州から東海、甲信にかけての広い範囲で「注意」や「警戒」になっており、土の中の水分量が多いため、少しの雨でも「非常に危険」レベルまで上昇します。

10時30分現在、熊本県、静岡県など6県に土砂災害警戒情報が発表されています。今後の雨の強まりで、エリアが拡大する可能性があるので、最新の情報をご確認ください。

九州の多い所では48時間で500mmの雨のおそれ

今日の午後から明日10日(金)にかけては西日本から東日本の広い範囲で断続的に雨が降り、2日間の雨量は九州や四国など多い所で300mm以上が予想されています。局地的には500mmに達するおそれもあります。

また、静岡や和歌山、広島なども雨量が多くなり、大規模な土砂災害が発生してもおかしくありません。河川の増水や氾濫による浸水と合わせて厳重な警戒が必要です。

来週にかけて梅雨前線は停滞

梅雨前線は週末から来週にかけても日本付近に停滞します。多少の南北の動きがあるため、強い雨のエリアは日によって変化するものの、西日本、東日本の広い範囲で大雨になりやすい気圧配置が続く見込みです。

少なくともこの先1週間ほどは油断ができません。

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