岐阜や山梨で局地的に猛烈な雨 記録的短時間大雨情報を発表

ウェザーニュース

九州から中部地方にかけて局地的に雨雲が発達し、激しい雨の降っているところがあります。

特に岐阜県や山梨県では猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が発表されました。今夜遅くにかけて警戒が必要です。

気象台が記録的短時間大雨情報を発表

▼岐阜県で猛烈な雨
18時00分までの1時間に、
　瑞浪市付近で約110mm（解析雨量）
　瑞浪市日吉で101mm（雨量計観測）

▼山梨県で猛烈な雨
19時00分までの1時間に、
　山梨市三富付近で約100mm（解析雨量）

また、そのほかの地域でも長野県上田市・菅平で33.5mm、兵庫県朝来市・生野で41.0mm、福岡県朝倉市で30.0mmの雨を観測し、雷も頻繁に発生しています。

今夜遅くにかけて西日本から中部、さらに東北でも局地的に雷を伴った激しい雨の降るおそれがあります。道路冠水や落雷などに警戒が必要です。

記録的短時間大雨情報とは

数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析をしたときに、気象庁が発表するものです。その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。

この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。