福岡市小呂島で「50年に一度の記録的な大雨(気象庁)」 土砂災害に警戒
ウェザーニュース / 2020年7月26日 23時50分
梅雨前線や湿った空気の影響で、局地的に雨が強まっています。
福岡管区気象台は今日26日(日)23時25分に、福岡市小呂島(おろのしま)で「50年に一度の記録的な大雨となっている」との気象情報を発表しました。
小呂島では非常に激しい雨が降り続き、3時間に200mm近い雨が降ったとみられます。土砂災害の危険性が極めて高くなっていますので、少しでも安全な場所で過ごすようにしてください。
土砂災害警戒情報を発表中
梅雨前線近傍で活発な雨雲が発生していて、玄界灘から長崎県の壱岐付近にかかっています。アメダス小呂島では23時00分までの3時間に172.0mmの大雨を観測しました。
壱岐から玄界灘付近ではまもなく大雨のピークを越えるものとみられますが、早朝にかけては山口県などでも激しい雨に警戒が必要です。
また、大雨となった福岡県福岡市と長崎県壱岐市には土砂災害警戒情報【警戒レベル4(避難)相当】が発表されています。
地盤が緩んでいるため、この先少しの雨が降っただけでも土砂崩れ等が発生するおそれがあります。
崖や川の近くなど土砂災害の発生するおそれのある地区にお住まいの方は、早めの避難を心がけるとともに、市町村から発表される避難勧告などの情報に注意してください。
「50年に一度の記録的な大雨」とは
過去のデータをもとに「この規模の大雨は、平均すると◯年に一度の確率で起こる」というものを統計学的に算出した“確率降水量”をもとに、全国を5km四方に区切った地域ごとに、50年に一度程度しか発生しないような大雨が観測・解析されたときに、気象庁が発表する情報です。
その発表基準は、過去のデータをもとに「この規模の大雨は、平均すると◯年に一度の確率で起こる」というものを統計学的に算出した“確率降水量”をもとにして、全国を5km四方に区切った地域ごとに、算出されています。
この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながる猛烈な雨が降っていることを意味しています。危険な状況が迫っているおそれがあるので、地元の自治体が発表する避難情報などを確認して、早めの避難を心がけてください。
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