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ラニーニャ現象発生の可能性が高い 秋は台風発生が平年並みに

ウェザーニュース / 2020年8月11日 15時45分

ウェザーニュース

気象庁は今日11日(火)、最新のエルニーニョ監視速報を発表しました。

7月のエルニーニョ監視海域の海面水温の基準値との差は-0.6℃で、平年より低くなっています。対流活動は平年に比べて不活発で、貿易風は平年より強く、海洋や大気の状態は、ラニーニャ現象の発生時の特徴が明瞭になりつつあります。

太平洋赤道域の中部に見られる海洋表層の冷水が、今後東に移動し、東部の海面水温が平年より低い状態を、しばらくの間は維持すると考えられます。

エルニーニョ現象を予測するコンピューターシミュレーションの結果では、秋から冬のはじめにかけて基準値より低い値で推移したあと、次第に基準値に近づく見込みです。

このため、冬にかけてはラニーニャ現象が発生する可能性が60%ともっとも高くなっています。

秋は平年通りに台風が発生か

ラニーニャ現象の発生時は、北西太平洋の海面水温が高く、対流活動が活発になる傾向です。8月に入って台風の発生数が増加しており、今後も同様の傾向が続くと見られます。

ウェザーニュースで台風やハリケーンの予測を行うグローバルストームセンターの見解では、9月~11月にかけての台風の発生数が平年並みになると見ています。秋の台風シーズンは動向に要注意です。

参考資料など

気象庁より

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