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七十二候「蒙霧升降」 あの避暑地では夏でも霧が発生!?

ウェザーニュース / 2020年8月17日 5時0分

ウェザーニュース

8月17日からは蒙霧升降(ふかききりまとう)が始まります。

連日の暑さに、お盆休み明けということでぐったりしている方も多いのではないでしょうか。

避暑地に行ってのんびり……と思いますが、避暑地で知られる軽井沢でさえも、連日30℃前後まで気温が上がっています。

真夏でも霧が発生する場所

情報元:気象庁

さて、霧は秋のイメージですが、夏でも白く深い霧が発生する場所があります。

それは軽井沢。

避暑地としても人気な軽井沢は、年間を通して気温が低く、2019年の年平均気温は9.0℃。

そして驚くべきは、霧の発生日数。2019年は154日と1年のうち4割以上も霧が発生したことになります。

ただ、霧が多く発生するということは、それだけ湿度も高いということになります。洗濯物が乾きにくい、カビが生えやすい、家の中が結露するなど軽井沢に家を構えている人は苦労もあるようです。

気候がもたらす恵み

皆さんは軽井沢で育った野菜を食べたことがありますか?

霧下野菜と呼ばれ、味に定評があるそうです。その美味しさの秘密は、先程紹介した気候にあります。

真夏でも朝から霧が発生することで、野菜の表面は乾燥せずに育ちます。これは野菜の柔らかさと甘さにつながるとのこと。また、甘さという点では、昼と夜の気温差も一役かっているようです。

植物の光合成と呼吸のイメージ

植物というのは、昼に太陽光を利用して光合成を行います。この時、植物は糖を作ります。夜になると光合成は中止され、呼吸が行われるようになります(呼吸は昼間も行われています)。

呼吸をすると、光合成で作り出した糖が消費されます。この呼吸ですが、温度が高いほど活発になり、逆に夜の冷え込みが強くなると呼吸はあまり行われず、糖の消費も抑えられるのです。

このため、軽井沢の恵まれた気候下で育った霧下野菜は甘く柔らかいそうです。

軽井沢に足を運ばれた際は、涼しい夏を過ごしつつ、霧で美味しさがグッと増した野菜も味わってみてはいかがでしょうか。

参考資料など

【引用元】
気象庁HP
【参考・参照元】
一般社団法人 日本植物生理学会「糖質分解について」https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=2754

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