台風8号の影響 沖縄本島地方で1時間に120mm以上の猛烈な雨 記録的短時間大雨情報

ウェザーニュース

台風周辺の非常に活発な雨雲が通過している沖縄県で局地的に雨が強まっています。

気象庁は、渡嘉敷村付近と座間味村付近で16時40分までの1時間に120mm以上の猛烈な雨が降ったとみられるとして、記録的短時間大雨情報を発表しました。

沖縄本島地方では今夜にかけて局地的に猛烈な雨となるおそれがありますので、低地の浸水や土砂災害等に警戒してください。

発達した雨雲の通過時は、突風のおそれもあります。

沖縄本島の広域に土砂災害警戒情報

沖縄本島では猛烈な雨によって、土の中の水分量が多く、土砂災害の危険性が増しています。名護市やうるま市などの広い範囲に土砂災害警戒情報が発表されていますので、特に警戒が必要です。

記録的短時間大雨情報とは

その場所で数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測・解析をしたときに、気象庁が発表するものです。その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。

この情報が発表された地域の周辺では、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。