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大型の台風10号は強い勢力へ 続く激しい雨風や高潮に警戒

ウェザーニュース / 2020年9月7日 7時32分

ウェザーニュース

9月7日(月)6時現在、大型の台風10号(ハイシェン)は「非常に強い」から「強い」に勢力に勢力を落とし、対馬付近を北上しています。勢力を落としたとはいえ、2019年に被害をもたらした台風19号上陸時と同等の強さですので、引き続き警戒が必要です。

現在、九州北部が風速25m/s以上の暴風域に入っており、大阪など関西以西の各地が強風域に入っています。九州電力の発表によると午前4時時点で約46万戸が停電中。
沿岸部を中心に猛烈な風に警戒し、台風が過ぎ去るまで屋内の可能な限り安全な場所でお過ごしください。

台風10号の進路予想 7日(月)6時

▼台風10号 9月7日(月)6時現在
 大きさ階級  大型
 強さ階級   強い
 移動     北 40 km/h
 中心気圧   950 hPa
 最大風速   40 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 60 m/s


台風から離れた四国から近畿、東海にかけての太平洋側でも激しい雨の降る見込みです。総雨量が500mmを超えるような大雨となるおそれがありますので、河川の増水や土砂災害などに警戒が必要です。

長崎市野母崎で59.4m/s観測

アメダスの風向風速 7日(月)1時40分

長崎県長崎市のアメダス野母崎では、1時45分に最大瞬間風速59.4m/sの猛烈な風を観測しました。

60m/sの風は換算すると時速216kmとなり、家が時速200km/sで走っている状況を想像しようとすると事の重大さが実感出来るかもしれません。

外に出るのは危険なのはもちろん、家の中では窓から離れて過ごすなど、少しでも安全な場所で過ごすようにしてください。

満潮時刻前後の高潮被害に警戒

各地の満潮時刻

九州では午前中に満潮時刻となります。潮位が上がるタイミングと湾の奥に向かって、吹き返しの風が強まるタイミングが重なると、顕著な高潮になって広い範囲で浸水するおそれがあります。

高潮や河川氾濫による浸水に備え、リスクのある地域では出来るだけ2階以上で過ごすようにしてください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風10号の名前「ハイシェン(Haishen / 海神)」は中国が提案した名称で、文字通り海の神という意味です。

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