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北日本で風雨強まる 横殴りの雨や高波に警戒

ウェザーニュース / 2020年9月12日 17時30分

ウェザーニュース

明日13日(日)は低気圧と高気圧の間の気圧差が大きくなるため、北日本では東よりの風が強まります。断続的に雨も降り、荒れた天気となる見込みです。

瞬間的に20m/s以上の強風のおそれ

13日(日)9時の予想天気図

明日朝9時の予想で、日本海の低気圧の中心気圧は1002hPa、一方でオホーツク海の高気圧は1026hPaと気圧の差が20hPa以上となります。気圧差が大きいほど、その間を吹く風は強まり、特に津軽海峡を挟んだ東北北部から北海道の道南で強く吹く見込みです。

予想される瞬間風速は最大で20~25m/s、岬など風の吹き抜けやすい所は30m/sに達するおそれがあります。風に向かって歩くのが難しいくらいの強風となりますので、無理な外出は控えるようにしてください。

また、強い風によって沿岸は波が高く、海岸付近では十分な注意が必要です。

岩手県三陸沿岸は特に大雨警戒

予想積算雨量

停滞する前線の周辺では雨雲も発達し、局地的には1時間に30mmを超えるような激しい雨が降る見込みです。強い風と雨により横殴りとなりますので、傘よりもレインコートが役立ちます。

湿った東風が北上高地に吹き付ける形になる岩手県の三陸沿岸は特に雨量が多く、24時間で100mm以上の大雨になるおそれがあります。土砂災害や河川の増水などの危険性が増しますので、特に警戒をしてください。

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