火山 北海道・十勝岳で傾斜変動を伴う火山性微動を観測

ウェザーニュース / 2020年9月14日 10時19分

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北海道上川管内の火山 十勝岳で、今日14日(月)8時51分頃から約5分間の火山性微動を観測したと、札幌管区気象台が発表しました。

気象台によると、火口内に影響する程度の突発的な噴出現象が発生する可能性があるので、地元自治体などの指示に従って火口付近など危険な地域には立ち入らないように、呼びかけています。

十勝岳の噴火警戒レベルは「レベル1、活火山であることに留意」が継続しています。

振幅の小さな火山性地震も増加

気象台によると、十勝岳では、今朝の約5分間の火山性微動の観測とともに、それに対応して傾斜変動も観測しています。

この時間帯の噴煙の様子には変化はありませんでしたが、火山性微動の発生後は振幅の小さな火山性地震が増加しています。十勝岳では、火山活動がやや高まった状態になっていますので、今後の火山活動の推移に注意が必要です。

噴火警戒レベルは1を継続

今の所、火口周辺に影響を及ぼす噴火の兆候は認められないとして、噴火警戒レベルは1を継続しています。長期的には噴煙の高い状態、地熱域の拡大や温度上昇、地震の一時的増加など火山活動の活発化を示す現象が観測されているため、今後の推移に注意が必要です。

最近では2004年に水蒸気噴火

十勝岳で直近に噴火したのは2004年2月。小規模な噴火で周辺への影響はありませんでした。1988年~89年には火砕流を伴う噴火を起こすなど活発な火山です。1926年の噴火では大規模な泥流が発生し、大きな被害をもたらしています。

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