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10月の異名「神無月」の由来とは

ウェザーニュース / 2020年10月2日 5時0分

ウェザーニュース

10月に突入しました。
10月の異名としては、「神無月(かんなづき)」が最も一般的だと思います。

出雲大社に神が集まる月

由来にはいくつもの説があり、「かみなしづき」から転じた読み方で、名前の由来は雷がない意味の「雷無月(かみなしづき)」という説。
翌月の新嘗(にいなめ)の準備として新穀(しんこく)で酒をかもす「醸成月(かみなしづき)」とも言われています。

中でも最も知られているのが、出雲大社に神が集まるために神がいなくなることからついたといものではないでしょうか。
出雲地方では、反対に神が集まってくることから「神有月・神在月(かみありつき)」と呼ばれます。

明治のはじめに暦がかわってしまったために、ずれが生じていますが、いまでも出雲大社では、出雲大社神在祭が行われています。
(2020年は11月25日からですが新型コロナウイルスの影響で参列には制限があります)

他にも様々な呼び名

神無月以外の10月の別名としては、時雨の空模様が現れることから、時雨月(しぐれづき)、霜がおりはじめるころだから、初霜月(はつしもづき)とも呼ばれます。
また、神を鎮めるための祭儀を行う月として、鎮祭月(ちんさいづき)とも呼ばれます。

参考資料など

・日常の気象事典 東京堂出版
・日本と世界の「お天気」おもしろ雑学 永岡書店
・大日本歳時記  講談社
・日本の祭り歳時記
・天気予知ことわざ事典 東京堂出版
・出雲大社HP

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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