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三重県、和歌山県では土砂災害発生のおそれ 夕方にかけ警戒

ウェザーニュース / 2020年9月25日 12時10分

ウェザーニュース

本州南岸を東進する低気圧の影響で、紀伊半島南部で猛烈な雨が降りました。

雨量がかさんで地盤が緩んでいるため、和歌山県や三重県では土砂災害の危険性が高まっているところがあります。

土砂災害警戒区域や、崖の近く、谷の出口など土砂災害の発生しやすい地区にお住まいの方は、家の中の斜面の反対側で過ごす、上の階で過ごすなど、少しでも安全を確保するようにしてください。

土砂災害警戒情報を発表中

三重県の尾鷲では11時30分までの3時間に204.5mmの大雨を観測したほか、和歌山県や三重県の各地で3時間に100mm以上の雨を観測しています。

和歌山県内では既に雨のピークを越えつつあり、三重県内も数時間以内に雨のピークを越えるとみられます。

ただ、これまでに降った雨で地盤が緩んでいて、和歌山県と三重県には大雨・洪水警報に加え、土砂災害警戒情報【警戒レベル4(避難)相当】が発表されています。

▼土砂災害警戒情報 12時現在
【和歌山県】
新宮市 すさみ町 那智勝浦町 太地町 古座川町 串本町
【三重県】
尾鷲市 熊野市 大紀町 南伊勢町 御浜町 紀宝町

地盤が緩んでいるため、この先少しの雨が降っただけでも土砂崩れ等が発生するおそれがあります。

崖や川の近くなど土砂災害の発生するおそれのある地区にお住まいの方は、早めの避難を心がけるとともに、市町村から発表される避難勧告などの情報に注意してください。

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