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中秋の名月は広い範囲でチャンス 関東も午後になり天気回復

ウェザーニュース / 2020年10月1日 15時0分

ウェザーニュース

今夜は中秋の名月です。午前中は雨が降っていた関東も午後になり天気が回復、西日本、東日本の広い範囲でお月見を楽しむことができそうです。

関東も天気回復し期待大

15時時点の衛星画像では西日本から東海にはほとんど雲が見られず、関東も一部に薄い雲が残る程度となってきました。関東の雲は東に離れていきますので、月が出る頃までにさらに雲は少なくなる見込みです。

雲が多い北日本も、気圧の谷が抜けた後はゆっくりと回復に向かい、夜遅い時間ほど雲に隙間が増えてきます。雲の間から、名月が顔をのぞかせるかもしれません。

昼間は少し暑さを感じられた西日本や東海も夕方以降は気温が下がり、空気が冷たくなってきます。お月見をする際は、冷えないようにお気をつけください。

中秋の名月とは?

中秋の名月とは、昔使っていた月の満ち欠けをもとに1か月の日付を決める太陽太陰暦(旧暦)の8月15日の夜に見える月のことを指します。

もともと旧暦では1年を3か月毎に分けて、1月〜3月を春、4月〜6月を夏、7月~9月を秋、10月〜12月を冬としており、秋の真ん中にあたる8月15日を中秋とし、その日に見える月を中秋の名月として愛でるようになりました。

この中秋の名月を愛でる習慣は平安時代に中国から伝わったとされており、現在でも中国では中秋節として祝日とされ、重要な行事の一つとされています。

このように習慣となった旧暦の8月15日に月を鑑賞する中秋の名月ですが、現在用いられている新暦では旧暦から約1か月ズレているため、9月や10月に中秋の名月を迎えます。

中秋の名月=満月ではない!?

中秋の名月の日は必ず満月と思っている方も多いと思いますが、実はそうではありません。むしろ満月ではない年の方が多いです。これは中秋の名月の日付を決めるもととなる旧暦と、実際の月の満ち欠けの周期が完全に一致していないためです。

この先、中秋の名月と満月が重なるのは2021年で、2023年にかけて3年連続となるものの、その前は2013年なので8年ぶりのこととなります。また、2019年〜2027年の10年間で3年しかありません。

ただ、満月とは重ならないとは言っても、満月との差は1日〜2日なので、毎年満月に近い明るい月を見ることができます。今年は10月2日(金)が満月で、中秋の名月とは1日ずれていますが、満月の瞬間は2日6時5分のため、今年の中秋の名月に見えるお月さまも、ほぼ満月の丸い月となります。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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