北海道で雨やアラレに虹も　冬の入口を思わせる天気

ウェザーニュース / 2020年10月5日 16時10分

ウェザーニュース

今日5日(月)の北海道は変わりやすい天気となっています。上空5500m付近で－20℃以下の寒気が流れ込んでいる影響で大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達しているためです。

雨雲が抜けると虹が出現

前線の雨雲が離れて一旦天気が回復した北海道の日本海側は、寒気の影響で午後になり雨雲が発達し、雨だけではなくアラレの降っている所があります。秋の終わりから初冬に現れるような天気の変化で、雨雲に隙間が多く、日が差すタイミングでは鮮やかな虹が現れました。

明日6日(火)朝にかけて急な雨に注意

雨雲レーダー

今夜遅くに寒気の中心が北海道の道北上空を通過するため、大気の不安定な状態はこれから明日6日(火)の朝にかけて続く見込みです。

日本海側だけでなく、道内の広い範囲で雨雲が発達しやすく、局地的には雷を伴って強く降る可能性があります。まだ気温が高いため、アラレが降っても積もることはない見込みですが、夜間に車で移動している時に雨やアラレが強まった場合は、念のため速度を落とすようにしてください。