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西・東日本は穏やかに晴れて放射冷却現象強まる 明日6日(火)朝は空気ヒンヤリ 

ウェザーニュース / 2020年10月5日 17時50分

ウェザーニュース

今夜から明日6日(火)朝にかけては、西日本から東日本で高気圧に覆われ、穏やかに晴れる所が多くなる見込みです。放射冷却現象が強まって、各地とも気温が下がります。

朝6時の気温分布を見ると、西日本の大部分や東日本の内陸部は15℃を下回り、標高の高い盆地や山沿いなどは10℃未満の緑色の領域が広がっています。

最低気温は山口で12℃、奈良で13℃、長野は10℃まで下がる予想です。この秋最低となる所が多くなり、少し寒く感じられるかもしれません。今夜は暖かくしてお休みになってください。

放射冷却現象とは?

放射冷却現象とは?

地球は日々太陽の光を受けています。冷え切った宇宙の中で地球が暖かいのは、太陽光線を吸収することで熱を得ているからです。一方で、地球は赤外線と呼ばれる目に見えない光として、熱を宇宙空間へと放出しています。

太陽光線を受け続けても地球が熱くなりすぎないのは、降り注ぐ太陽光線と地球全体から放出される赤外線とのバランスが保たれているからです。

昼間は地球から出ていく熱よりも太陽から受ける光のほうが強いため、地表は温められます。逆に、夜は太陽光線はなくなるのに対し、地球からは赤外線として熱が放出され続けるために地表は冷えていきます。

このように、地表面から熱が放出されて冷えることを放射冷却と言います。放射冷却は冷え込んだ朝に限らず起きていて、それが顕著にあらわれたかどうかが気温の低下に影響しているのです。

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