瀬戸内海で”だるま夕日”が出現 今夜の冷え込みの予兆
ウェザーニュース / 2020年10月5日 18時30分
天気が回復して穏やかに晴れてきた5日(月)夕方、瀬戸内海でだるま夕日が出現しました。だるま夕日は海に沈む太陽が、海面付近でくびれて、”だるま”のように見えることから、こう呼ばれています。
愛媛県伊予市から伊予灘に沈むだるま夕日は、この秋初めて見られたとのことです。
蜃気楼の一種 気温差で出現
だるま夕日の仕組み
だるま夕日(朝日)は蜃気楼の一種です。
秋~冬、そして春にかけて目撃されることが多く、冷たい空気と比較的暖かい海面との間に大きな気温差が生まれます。その温度差によって、人の目に届く光が曲げられる蜃気楼が発生し、丸い太陽がゆがんだ形に見えるのです。
穏やかに晴れて、放射冷却が強まるような日に良く見られます。
だるま夕日が見られた夜は冷え込む
6日(火)朝の予想気温
だるま夕日が現れる日は、放射冷却現象によって冷え込んでいることが多く、夜にかけてはさらに気温が下がっていきます。
明日6日(火)の朝は西日本を中心にこの秋一番の冷え込みが予想されていますので、体調管理に注意をしてください。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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