24時間以内に台風発生へ フィリピン東の熱帯低気圧 日本へ影響なし
ウェザーニュース / 2020年10月19日 10時30分
10月19日(月)9時現在、フィリピンの東にある熱帯低気圧が発達しながら西へ進んでいます。気象庁はこの熱帯低気圧について、24時間以内に台風に発達する見込みと情報を発表しました。
この熱帯低気圧は、台風になった後、フィリピンを通過して南シナ海を発達しながら西へ進み、ベトナム方面に進む見通しです。周辺では、強い雨や暴風、高波、高潮による被害に警戒が必要です。
なお、日本付近への影響はない見込みです。
次に台風ができると「台風17号」と呼ばれることになります。
▼10月19日(月)9時 現在
擾乱種類 熱帯低気圧
存在地域 フィリピンの東
移動 西 15 km/h
中心気圧 1004 hPa
最大風速 15 m/s
最大瞬間風速 23 m/s
▼予報 24時間後 [10月20日(火)9時]
擾乱種類 台風(TS)
存在地域 フィリピンの東
強さ階級 //
移動 西北西 20 km/h
中心気圧 998 hPa
最大風速 18 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 25 m/s
次に台風ができると「台風17号」今月4つ目
平年の台風発生数
次に台風が発生すると「台風17号」と呼ばれることになり、今月に入って台風ができるのは4つ目となります。
今年は7月までに発生した台風が合計2個ととても少なかったものの、8月は7個、9月は4個の台風が発生し、10月も4つになると平年を上回る発生数です。
例年、10月は台風の発生数は少なくなるものの、10月後半でも強い勢力のまま本州方面に近づくことがあり、油断が出来ません。台風による大雨や暴風への備えを今一度ご確認ください。
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