台風19号は「猛烈」な勢力まで発達か 20号の進路はまだ定まらず

ウェザーニュース / 2020年10月30日 16時10分

ウェザーニュース

「非常に強い」勢力の台風19号は今日30日(金)15時現在、フィリピンの東の海上を西に進んでいます。台風の発達に適した条件が揃っているため、今後はさらに発達し、明日31日(土)は「猛烈な」勢力になる見込みです。「猛烈な」勢力まで発達すれば今年初めてとなります。

11月1日(日)には「非常に強い」勢力でフィリピンに接近、上陸するおそれがあり、進路に当たる地域では暴風雨による被害の発生が懸念されます。

▼台風19号 10月30日(金)15時
 存在地域   フィリピンの東
 大きさ階級  //
 強さ階級   非常に強い
 移動     西 20 km/h
 中心気圧   945 hPa
 最大風速   50 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 70 m/s

台風20号は11月2日(月)以降の予報円が大きく

台風20号の予想進路

台風20号は台風19号に比べると少し北よりに進む可能性があります。11月2日(月)は予報円の直径が660km、4日(水)には1300kmと非常に大きく、進路が定まっていません。

▼台風20号 10月30日(金)15時
 存在地域   マリアナ諸島
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     西北西 35 km/h
 中心気圧   1000 hPa
 最大風速   18 m/s
 最大瞬間風速 25 m/s

20号の進路が定まらない訳は

11月2日(月)の高気圧の分布と台風20号の進路

10月に入ってからは南シナ海を西に進む台風が多く、台風15~18号はいずれもベトナムに影響を与えました。19号も同じような進路を取ると見ていますが、20号はそうはならない可能性があります。

台風の北上を押さえていた高気圧の勢力が一時的に弱まり、11月2日(月)頃には2つに分かれるような形になります。30日(金)の段階では、この分かれた部分を北上するケースと、そのまま西に進むケースが考えられる状況です。

北上するルートを進んだ場合は、沖縄などに影響が出てきますので、今後の動向に注意をしてください。

台風の名前

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風19号の名前「コーニー (Goni / 고니)」は韓国が提案した名称で、白鳥(コハクチョウ)のことを意味する韓国語からとられています。
台風20号の名前「アッサニー (Atsani)」はタイが提案した名称で、雷のことを意味する言葉です。

参考資料など

気象衛星可視画像:NICT-情報通信研究機構

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