11月1日は紅茶の日 モンスーンがもたらす ダージリン茶葉の旬
ウェザーニュース / 2020年11月1日 9時45分
11月1日は「紅茶の日」。朝晩の冷え込みが強まり、ふとした時に温かい紅茶が飲みたくなりますよね。
紅茶は年間を通して食卓に出回っているイメージですが、茶葉には旬があるのをご存知ですか?
ダージリンの茶葉の旬は年3回
インド北東部のダージリンやアッサムでは、3月から11月にかけて紅茶の葉の収穫が行われます。
そのなかでも、特に良質な茶葉が収穫できる時期のことを「クオリティーシーズン」としています。
ダージリンでは、年に3回その時期があります。3月から4月にかけてのファーストフラッシュ、5月から6月にかけてのセカンドフラッシュ、そして、しばらく間をあけて、秋が深まる現在、10月から11月中旬にかけてのオータムナルです。
ファーストフラッシュとセカンドフラッシュの間が短いのに対し、セカンドフラッシュからオータムナルの間が大きくあくのには、実は気象的な理由が関わっています。それは、7月頃から9月頃にかけてのモンスーン(雨季)です。
モンスーンが運ぶ熟成風味とお手頃価格
そもそも紅茶は、その香りが非常に大切だとされています。
この香りのもととなるポリフェノールは、日光に当たると大量に生成されるものです。モンスーンの時期になると、毎日のように厚い雲に覆われて強い雨が降るため、紅茶の肝である香りがあまり作られなくなるのです。
しかし、この雨のおかげで、紅茶の茶樹は十分な栄養を得て育つことができます。そのため、雨季があけたあとにやってくる乾季に収穫されるオータムナルの紅茶は、しっかりと熟成した香りと味わいを楽しむことができるものとなります。
また、収穫量がファーストフラッシュやセカンドフラッシュの茶葉に比べると多くなるため、お手頃な値段で買うことができる紅茶にもなります。
秋が深まるこれからの季節、紅葉を眺めながら熟成風味の紅茶を楽しんでもよいかもしれません。
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