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仙台で見えたくびれた太陽「だるま朝日」 秋の風物詩 蜃気楼の一種

ウェザーニュース / 2020年11月5日 7時50分

ウェザーニュース

今日5日(木)は、移動性の高気圧に覆われて晴れて穏やかな朝を迎えたところが多くなりました。このため、地上の熱が上空へ逃げる放射冷却が効いたため、各地で今シーズン一番の冷え込みとなりました。

その影響で、仙台市では太陽がくびれる「だるま朝日」が見られました。

だるま朝日が見える原理

「だるま朝日」とは蜃気楼の一種です。放射冷却の影響などで空気が冷え込み、上空の冷たい空気と比較的暖かい海面付近の空気の間に大きな気温差が生まれます。

空気の温度差によって、人の目に届く光が曲げられる蜃気楼が発生し、丸い朝日に首ができたようなゆがんだ形が現れるのです。空気が冷え込む秋から冬、春にかけて見られることが多くなります。

だるま朝日が見られた仙台市では、今朝の最低気温が5.9℃まで下がり、今シーズンの最も低い気温を観測しました。まだ15℃以上ある海水温との温度差が大きくなりました。

昼間は晴れて朝の寒暖差大きい

今日は西日本・東日本では晴れて、穏やかな空となります。北日本もだんだんと天気が回復し、強い風も収まっていく見込みです。

昼間は風も弱く気温が上がり、朝と昼間の気温差が大きくなります。服装などで上手に調節をしてください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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