週明け、北日本に寒気襲来 東北北部も初雪の可能性

ウェザーニュース

来週前半は冬型の気圧配置となり、北日本の上空に寒気が流れ込んで、雪の降るところがある予想です。

北海道では市街地でも積雪となるおそれがあるほか、東北でも初雪となる可能性があります。

今週よりも強い寒気が南下

上空の約1500mの寒気の予想　10日(火)9時

今日11月7日(土)は二十四節気の「立冬」で、暦の上では冬が始まる日です。そんな今日は北日本にも暖気が流れ込んで暖かくなりましたが、来週はいよいよ「冬将軍」と呼べるような寒気がやってくる予想です。

10日(火)頃をピークに、今週北海道に初雪をもたらした時よりも強い寒気が流れ込みます。寒気の予想図を見ると、雨が雪に変わる目安の−6℃の等温線が東北地方にまで南下することが示唆されています。

寒気の影響で日本海で発生する雲が流れ込む日本海側の地域ほど雪や雨が降りやすく、北海道だけでなく、青森や秋田などでも雨が雪に変わる可能性があります。特に内陸の地域ほど気温が低く、雪になりやすい見込みです。

週中頃にかけ冬の寒さに

寒気の影響は11日(水)頃まで続く見通しです。気温も低くなり、札幌では10日(火)の最低気温が今季初めての氷点下になると予想されています。

北海道では市街地でも雪が積もるおそれがあるため、積雪による路面状況の悪化に注意するとともに、路面凍結にも警戒が必要です。車のワイパーの立て忘れなどにもご注意ください。