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静岡・伊豆半島で「だるま朝日」出現 くびれた太陽 蜃気楼の一種

ウェザーニュース / 2020年11月10日 7時42分

ウェザーニュース

今日10日(火)朝は、上空の寒気と晴れて放射冷却が効いたため、各地で今シーズン一番の冷え込みとなりました。

その影響で、静岡・伊豆半島にある下田市では太陽がくびれる「だるま朝日」が見られました。

だるま朝日が見える原理

「だるま朝日」とは蜃気楼の一種です。放射冷却の影響などで空気が冷え込み、上空の冷たい空気と比較的暖かい海面付近の空気の間に大きな気温差が生まれます。

空気の温度差によって、人の目に届く光が曲げられる蜃気楼が発生し、丸い朝日に首ができたようなゆがんだ形が現れるのです。空気が冷え込む秋から冬、春にかけて見られることが多くなります。

だるま朝日が見られた下田市と同じ、伊豆半島にある稲取では、今朝の最低気温が9.1℃まで下がり、今シーズンの最も低い気温を観測しました。まだ20℃以上ある海水温との温度差が大きくなりました。

昼間は晴れても肌寒く感じる

今日は関東から西の太平洋側は晴れるところが多くなります。

寒気が南下するため晴れても気温は上がらず、昨日9日(月)よりも低くなる予想です。昼間でも15℃前後のところが多く、風が冷たく感じられます。暖かい上着で出かけるなど、服装で上手に調節をしてください。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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