非常に珍しい夜光雲が見られる H2Aロケット打ち上げが要因
ウェザーニュース / 2020年11月29日 18時0分
関東以西の太平洋側では所々、日没後の空の高い所に帯状の光り輝く雲が見られました。
これは夜光雲(やこううん)と呼ばれるもので、通常の雨や雪を降らせる雲とは違い、上空約80kmと非常に高いところに見られる特殊な雲です。地球上、最も高いところに発生する雲といわれています。
夜光雲は日が昇る前や日が沈んだ後に見られることが多く、地上付近は暗くても、非常に高いところにあるため、太陽の光を反射して光っているように見えています。
H2Aロケットの打ち上げが要因
今日見られた夜光雲は、16時25分に種子島宇宙センターから打ち上げられたH2Aロケットが要因です。
夜光雲は、通常は上空高いところの気温差によって発生し、高緯度でしか見られませんが、2017年のH2Aロケット打ち上げの際も、排気のチリや水蒸気によって観測されました。
今回のように日没の少し前にロケットなどの打ち上げがあり、西の空が良く晴れていると見られるチャンスになります。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)
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