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四国や東海で珍しい「穴あき雲」が出現

ウェザーニュース / 2020年11月30日 8時15分

ウェザーニュース

香川県高松市より(30日7時30分過ぎに撮影)

週の始まりとなる今日30日(月)朝に香川県や徳島県、静岡県などで不思議な雲が目撃されました。
空に広がるうろこ雲やひつじ雲に、ポッカリと穴が空いたようになっています。

氷点下なのに凍らない過冷却の水滴がカギ

穴あき雲の出来かた

これは文字通り「穴あき雲」と呼ばれる雲で、層状に薄く広がった巻積雲や高積雲に円形の隙間ができた雲のことを言います。

雲は氷や水の細かい粒が集まってできています。

うろこ雲のように上空の高いところにある雲には、氷点下なのに凍っていない「過冷却」状態の水分が含まれていますが、何らかの原因で、ある1点で水分が凍結を始めると、周りの「過冷却」の水分が次々とその氷に付着します。

重くなった氷の粒は落下しますが、途中で蒸発してしまいます。

その結果、その部分だけポッカリと穴の空いた雲ができる、珍しい現象です。

うろこ雲はだんだんと解消へ

関東から九州の太平洋側には、上空のジェット気流の縁にあたるところで、雲が発生しています。
午前中は雲が残りますが、午後にはだんだんと解消に向かう予想です。

ただ、沿岸部では午後も雲が残ってしまう可能性があります。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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