11月最後の夜に満月 ビーバームーン さらに「半影月食」も

ウェザーニュース / 2020年11月30日 18時55分

ウェザーニュース

今夜は満月となり、全国各地から美しい写真が続々と届いています。
11月の満月は"Beaver Moon(ビーバームーン)"と呼ばれ、さらに今夜は月面から見て部分日食が起こっている状態の「半影月食」も起きています。


11月の満月、英語で“Beaver Moon”

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。

11月の満月は“Beaver Moon(ビーバー月)”と呼ばれることがあります。

11月は、ネイティブアメリカンがビーバーを捕まえるワナを仕掛ける時期という説と、ビーバーが冬の為のダム作りを始める時期という2つの説からビーバームーンと名づけられたといわれています。

現象おさらい 満月とは

月は自ら光っているわけではなく、太陽の光を反射することで輝いて見えています。

そして、太陽の光が当たっている月面の半球が地球から見てどちらを向いているかによって、三日月や上弦、満月、下弦など、見かけ上の形が変わります。

地球から見た太陽の方向を基準に、太陽の方向と月の方向の黄経差が0度の瞬間が朔(新月)、90度の瞬間が上弦(半月)、180度の瞬間が望(満月)、270度の瞬間が下弦(半月)と定義されていて、およそ1か月弱で1周します。

つまり満月は、地球から見て太陽と月が正反対の方向にならぶ瞬間(太陽、地球、月の順に、ほぼ一直線にならぶ瞬間)を指します。

地球の半影に隠れる「半影月食」

さらに今回、満月の瞬間を挟む時間帯には「半影月食(はんえいげっしょく)」が起こります。

半影月食とは、月面から見て部分日食が起こっている状態です。

月食という名が付いているものの月が欠けて見えることはなく、グラデーションのように片側が少し暗く見える現象です。照明を半分隠したような状態というと想像しやすいかもしれません。

半影食の始まり:16時32分頃
半影食の最大 :18時43分頃
半影食の終わり:20時53分頃
※全国共通

東京では、食の始まり時点の月の高度は0.5度と目視できる高さではありませんが、その後は徐々に月がのぼり、食の最大時点で25.3度に達します。月の出の遅い那覇でも、食の最大時は13.2度になりますので、各地で半影月食も楽しめそうです。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング