盛岡で5日ぶりに積雪を観測 午後は日本海側で雪や雨が強まる

ウェザーニュース

今日3日(木)は日本海を東に進んできた低気圧の影響で、東北は日本海側だけでなく、太平洋側でも一部で雪や雨が降っています。内陸部を中心に雪が積もり、盛岡市では5日ぶりとなる最大2cmの積雪を8時に観測しました。

雪や雨が降りやすいのは午前中いっぱいで、今後は弱まります。これ以上、積雪が増加することはない見込みです。市街地では道路に積もるほどにはなっていないため、足下も大きな問題はありません。

午後は日本海側で強い雪や雷雨に注意

3日(木)夕方の雨・雪の予想

午後にかけては冬型の気圧配置が強まるため、日本海側を中心に雪や雨となります。上空5500m付近で－36℃以下の強い寒気が流れ込む北海道は広い範囲で雪が降り、特に上川や空知といった内陸部で局地的に雪が強まる予想です。1時間に5cm前後の雪が降って、積雪が急増するおそれがありますので、路面状況の変化に注意をしてください。

また、東北から北陸にかけては雨の所が多く、大気の状態が不安定になる夕方から夜にかけては発達した雨雲の通過する所があります。一時的に雨が強まることに加え、雷やアラレ、突風などにも注意が必要です。山間部は気温の下がる夕方以降、雪が積もりやすくなります。

参考資料など

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）