週間天気予報 来週末は低気圧発達か その後の寒気に要注目
ウェザーニュース / 2020年12月6日 5時17分
この先一週間は緩い冬型の気圧配置の日が多く、太平洋側の地域では晴れる日が多く、日本海側の地域では曇りの日が多く雨や雪の降るところもある予想です。
■この先1週間のポイント■
・緩い冬型の気圧配置続く・関東は天気次第で寒さが変化
・来週末以降、本格的な冬の幕開けか
・ふたご座流星群が見頃に
緩い冬型の気圧配置続く
この先はしばらく西高東低の冬型の気圧配置の日が多くなります。寒気が流れ込むものの、等圧線の間隔が密でないことからわかるとおり、気圧の傾きはさほど強くないため、極端な荒天となる事はなさそうです。西から高気圧に覆われる西日本は晴れる日が多く、北日本や東日本は曇りの日が多くなる予想です。
寒気の影響で冬らしい寒さが続きますが、極端な寒さではない見込みです。一日の中での寒暖差が大きくなる日が多くなりますので、体調を崩さないようお気を付けください。
沖縄では2日(水)頃から曇りや雨のすっきりとしない天気が続いていますが、この先も11日(金)頃にかけて前線や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなりそうです。
関東は天気次第で寒さが変化
関東では晴れる日が多いものの、しばしば太平洋から雲が広がってくる可能性があり、雨の降る可能性もあります。
雲の広がる日は昼間あまり気温が上がらず、昨日5日(土)のような寒さになる可能性があります。統計で現れる平均気温はさほど低くないものの、体感的には寒く感じるかもしれません。
来週末以降、本格的な冬の幕開けか
![](https://smtgvs.weathernews.jp/s/topics/img/202012/202012050125_box_img2_A.jpg?1607156296)
上空の気温の予想
週間天気予報の範囲より先の話題も含まれますが、13日(日)から14日(月)頃に日本付近を低気圧が発達しながら通過する可能性があります。週末は広範囲で天気が崩れ、北日本では吹雪などの荒れた天気となるおそれがあります。
低気圧の通過後、14日(月)から15日(火)頃には今季これまでで一番の強い寒気が日本付近に流れ込む可能性があります。
秋以降は平均気温が平年よりも高い日が多かったものの、12月中旬以降は一気にこの時期らしい気温となることが予想されます。暖房器具や真冬のコートを準備したり、北陸以西でもタイヤ交換を行うなどの雪対策もしておいたほうが良さそうです。
ふたご座流星群が見頃に
![](https://smtgvs.weathernews.jp/s/topics/img/202012/202012050125_box_img3_A.jpg?1607156296)
ふたご座流星群の放射点
13日(日)から14日(月)にかけて、ふたご座流星群の出現ピークとなります。今年は活動の極大が14日(月)10時頃とされていますので、日本では13日(日)夜が観測のチャンスです。
ふたご座流星群は毎年安定して多数の流星が流れることで知られる流星群で、今年は月明かりの影響を受けないため観測には好条件です。
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