今季初の冬将軍到来まであと1週間 日本海側は雪、関東などは寒さに備えを

ウェザーニュース

今日7日(月)は東京や大阪など関東から西の各地で最高気温が15℃を超え、12月としては過ごしやすい陽気になりました。そんな中、冬将軍は確実に近づいてきています。

現在は北極付近にある強い寒気が、週末にかけてゆっくりと中国大陸へと南下。1週間後の来週14日(月)には日本までやってくる見込みです。平地で雪を降らせる目安の上空1500m付近で－6℃以下の寒気は九州や山陰まで広がり、15日(火)になると日本列島のほぼ全域を覆う予想となっています。

気象庁は北海道と東北を対象に、低温と大雪に関する早期天候情報を発表しました。

来週前半は真冬の天気、気温に

来週はじめの天気と気温

来週はじめは、北海道を中心とする北日本は吹雪に見舞われるおそれがあり、雪の範囲が北陸から山陰、九州にかけて広がる可能性があります。北陸の平野部や西日本の山沿いでも雪の積もる所が出てきます。

強い北西の風で雪雲が広がり、京都や名古屋まで雪になってもおかしくありません。また、関東などは冬晴れとなるものの寒さが厳しく、朝は0℃前後まで冷え込み、晴れても最高気温が10℃に届かないくらいです。

一気に季節が前進しますので、タイヤ交換などの雪対策や、寒さ対策は今週中にしっかりと行っておきましょう。