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来週は今冬最初の寒波襲来 日本海側は大雪警戒、全国的に真冬の寒さ

ウェザーニュース / 2020年12月10日 17時40分

ウェザーニュース

13日(日)に低気圧が発達しながら日本付近を通過し、週明けの14日(月)以降は冬型の気圧配置が強まります。平地で雪の目安になる上空1500m付近で-6℃以下の寒気は、日本列島の大部分を覆う見込みです。

これまでに日本にやってきた寒気に比べると数段強く、真冬レベルの第一級の寒気です。北日本だけでなく、北陸から山陰にかけての市街地でも雪になり、今冬初めての積雪の所が多くなります。

北日本を中心に風も強まり、吹雪のおそれがあります。こちらも今冬初めての本格的な吹雪で、鉄道など交通機関の運行、車の運転などに支障が出ることも考えられます。

今冬最初の寒波で全国的に真冬の寒さ

15日(火)の予想気温

強い寒気に覆われるため、全国的に気温が上がりません。雪が降る日本海側だけでなく、太平洋側でも真冬の寒さが予想されます。

10日(木)夕方にウェザーニュースが発表した15日(火)の予想では、関東から西の各地でも最高気温が軒並み一桁です。札幌は最高気温が0℃未満の真冬日を予想。仙台や新潟も5℃に届きません。

今回の寒気は15日(火)~16日(水)がピークで、さらに週後半に再び寒気が南下する可能性もあります。来週は1週間を通して寒気が居座る形で、まさに「寒波」と言えます。

12月の半ばではありますが、真冬と変わらない雪対策、寒さ対策を行うようにしてください。

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