沖縄で久しぶりの青空と日差し 12月は記録的に日照時間の少ない状態が続く

ウェザーニュース

今日11日(金)は沖縄本島周辺で雲に切れ間が増え、久しぶりに青空の広がった所がありました。那覇の日照時間は13時までに2.3時間を観測して、今月に入ってからは最も長くなっています。日差しによって気温も25℃を超えて、11月27日以来の夏日です。

12月の南西諸島は湿った空気や前線などの影響で曇りや雨の日が続き、昨日10日(木)までの12月上旬の日照時間は那覇で1.9時間、宮古島は1.2時間しかありません。旬ごとの詳しい統計が残る1961年以降では、いずれも最も少ない記録です。

この先も晴れる日は少ない

沖縄の週間予報

ただ、今日の日差しは一時的で、この先も晴れる日は限定的です。週間予報で晴れる可能性が高いのは、明後日13日(日)のみで、冬型の気圧配置が強まる来週は、北東からの冷たい風の影響で、すっきりしない天気が続く予想となっています。

寒気の南下により気温も低く、那覇では昼間でも20℃に届かない日がありますので、寒さを感じるくらいになる見込みです。晴れた日は日差しを有効に活用してください。

参考資料など

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）