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週前半、北陸や東北は大雪に警戒を 名古屋なども初雪か

ウェザーニュース / 2020年12月13日 19時0分

ウェザーニュース

週明けの明日14日(月)から17日(木)にかけて、日本付近は冬型の気圧配置が強まり、上空には今季これまでで最も強い寒気が流れ込みます。

日本海側を中心に広範囲で雪が降り、東海や北陸、近畿、中国地方などで初雪となる可能性があります。北陸や東北では今冬初めての大雪に警戒が必要です。

北陸や東北は大雪警報級の降雪となるおそれ

降雪の予想

東北や北陸の上空約1500mには−12℃以下の強い寒気が流れ込む予想で、17日(木)頃にかけて広範囲で雪が降り、積雪となる見込みです。

ウェザーニュースの予想では、17日(木)朝にかけての降雪の深さは、東北地方日本海側で100〜120cm、北陸の山沿いで120〜150cm程度になると見込んでいます。山沿いでは警報級の大雪となるおそれがあります。

17日(木)頃に気圧の谷が通過した後は、寒気の流れ込みは一旦弱まる見通しです。

名古屋周辺や西日本でも初雪・積雪の可能性も

週間予報

今週は北日本だけでなく東日本や西日本の大部分が、上空約1500mで−6℃以下の寒気に覆われます。降水があれば平地でも雪となるほどの強さの寒気です。

16日(水)頃にかけて徐々に寒気の流れ込みが強まる予想で、名古屋周辺や京都周辺の近畿地方、中国地方などでも初雪となる所がありそうです。

内陸の地域を中心に、初雪からさっそく積雪となるおそれがあります。ウェザーニュースでは、岐阜や名古屋など濃尾平野でも3〜5cm程度の降雪の可能性があると予想しています。

路面状況の悪化や凍結によるスリップ事故、転倒等に注意してください。峠道等では冬タイヤやチェーンを装備していない車は立ち往生してしまうことも考えられます。気象情報とともに道路交通情報もよく確認するようにしてください。

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