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冬晴れの空にくっきり富士山 南東側の雪はうっすらと残る

ウェザーニュース / 2020年12月18日 9時30分

ウェザーニュース

今日18日(金)は冬型の気圧配置が少し弱まっているものの、関東から山梨、静岡方面にかけては朝から冬晴れの青空が広がっています。冷たく乾いた空気に覆われているため視程が非常に良く、6時の東京は40kmと遠くまで見渡せる状況です。

西の方角に雲がほとんどないことから、富士山の姿もはっきりと見えています。週はじめに山頂から南東側の斜面だけに積もった雪は、まだうっすらと残っていて、神奈川県大磯町で撮影された写真でもその様子がわかります。風が強く、積もった雪が吹き飛ばされやすい山頂付近に比べ、裾野の方が雪が多く残っています。

南側からは相変わらず雪見えず

その一方で、山頂から南側に位置する静岡県富士市や富士宮市などからは全く雪が見えず、山頂では昨日17日(木)にこの冬最低の-27.8℃を記録するなど厳しい寒さが続く中、夏のような姿が依然として見られています。

富士宮市からは真っ青な空をバックに稜線まで確認できるものの、雪らしきものはありません。静岡など太平洋側で次に降水の可能性があるのは、来週の24日(木)頃です。それまでは雪を被った富士山はお預けとなりそうです。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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