うろこ雲など天気下り坂を示唆する空 西日本は午後にかけて雨が降り出す

ウェザーニュース

今年最後の日曜日となる今日27日(日)の西日本は雲が多くなっています。中四国は上空高い所に薄い雲が広がり、アークなどの虹色現象が見られたり、うろこ雲越しに朝日の見られた所がありました。

こうした上層雲は低気圧や前線が近づいてくる時に最も早く現れるため、天気下り坂の前兆となることがあります。今日の雲は東シナ海で発生が予想される低気圧の影響と考えられ、この後は段々と雲が厚みを増してくる見込みです。九州など早い所では昼頃から雨が降り出してきます。

午後は雨の範囲が広がる

27日(日)夕方の雨の予想

午後は雨の範囲が時間とともに広がり、夕方には九州から中四国にかけての広い範囲が雨雲に覆われる予想となっています。外出時は傘が必須で、車で移動をする際は、スピードの出しすぎにお気をつけください。

九州南部は夕方から夜にかけて活発な雨雲が通過し、雷を伴った強い雨の降る可能性がありますので注意が必要です。また、夜遅い時間になると大阪など近畿でも雨の降り出す所がありますので、夜間に外に出る必要がある場合は、傘をご用意ください。

参考資料など

写真：ウェザーリポート（ウェザーニュースアプリからの投稿）