週間天気予報 関東など太平洋側も厳しい寒さ続く 早くも次の寒気が南下
ウェザーニュース / 2021年1月1日 5時55分
広い範囲で雪を降らせた年越し寒波は一旦収まりますが、引き続き北日本中心に冬型の気圧配置が続くため、積雪の増加や路面凍結など注意が必要です。
関東など太平洋側の地域では、冬晴れのお正月を迎えますが、気温の低い日が続きます。また、次の週末にかけては再び次の寒気が南下してくるため、早めの備えをしておくと良さそうです。
■この先1週間のポイント■
・関東などは冬晴れの仕事始めに・3日の流星群は太平洋側で観測チャンス
・7日からは再び寒気が南下
関東などは冬晴れの仕事始めに
冬型の気圧配置が続くため、関東など太平洋側の地域では冬晴れの正月や仕事始めを迎えられそうです。
ただ、晴れていても今回の寒気で冷え切っているため、東京の最高気温は一桁の日が多くなります。朝晩は放射冷却の影響で内陸などで氷点下となるところも。フロントガラスや水道管が凍結する冷え込みとなるため注意が必要です。
引き続き厳しい寒さと空気の乾燥している日が続くため、体調管理にも気をつけてお過ごしください。
3日の流星群は太平洋側で観測チャンス
2日(土)以降も北日本を中心とした冬型の気圧配置が続きます。3日(日)夜には三大流星群のひとつ「しぶんぎ座流星群」の活動がピークを迎えますが、日本海側では雪や曇りの天気が続き、流星観測は難しい予想です。
太平洋側でも雲の広がるところはありますが、関東南部や沿岸部を中心に晴れて、流星観測のチャンスがあります。
7日からは再び寒気が南下
予想天気図 7日(木)9時
北日本を低気圧が発達しながら通過した後、上空の非常に強い寒気が本州南岸まで南下するため再び強い冬型の気圧配置となります。
まだ先の予想のため各モデルに違いはありますが、年越しにかけて大雪をもたらした寒波に匹敵、またはそれ以上のおそれがあります。
大阪や福岡など広く雪が降り、雪雲は太平洋側の地域にも流れ込む可能性があります。特に、低気圧が通過する北日本や北陸などではさらに大雪による積雪増加や暴風雪に警戒が必要です。
今回降り積もった雪の片付けなどはできるだけ早めに済ませておいて、次の雪への備えを早めに済ませておいてください。
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