低気圧が924hPaまで猛発達の予想 年越し寒波の強さ示す

ウェザーニュース / 2020年12月31日 18時10分

ウェザーニュース

日本付近は西高東低の冬型の気圧配置が続いています。日本の東では低気圧が急速に発達しており、30日(水)正午で990hPaだった中心気圧は、今日31日(木)正午で936hPaまで低下しました。

さらに明日1月1日(金)・元日、朝9時の予想天気図では924hPaとなっています。今年の8月の九州などに大きな影響を与えた台風10号の最盛期の気圧が910hPaですので、いかに低いかがわかります。

温帯低気圧が920hPa台まで発達することはそう多くはなく、最近では2014年11月8日の920hPaがあるくらいです。

年越し寒波の強さが要因

温帯低気圧の発達

温帯低気圧のエネルギー源は、暖かい空気と冷たい空気が上下で入れ替わることで生まれる運動エネルギーです。温度差が大きいほどエネルギーも大きくなって、低気圧は発達します。

今回、日本列島にやってきた年越し寒波は、上空5000m付近の寒気の中心が-48℃以下と非常に強く、低気圧の発達に寄与したと考えられます。寒気が非常に強かったことで、29日(火)には中国大陸で1084hPaの高気圧が解析されています。


低気圧自体は日本列島から離れているため直接の影響はないものの、中国大陸との気圧差が大きくなって、強い冬型の気圧配置による北西の風の強まりやすい状況が続く見込みです。特に等圧線が混み合う北日本では、強い風や吹雪に警戒をしてください。

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