週間天気予報 週後半に爆弾低気圧通過、その後強力な寒気流入
ウェザーニュース / 2021年1月3日 5時16分
冬型の気圧配置の日が多く、日本海側では雪の降る日が多くなります。週後半には北日本を低気圧が猛発達しながら通過し、荒れた天気となるおそれがあります。
■この先1週間のポイント■
・冬型の気圧配置続く 太平洋側は晴れる日多い・爆弾低気圧通過 その後さらに寒気強まる
・シーズン最低クラスの寒さに
冬型の気圧配置続く 太平洋側は晴れる日多い
5日(火)9時の予想天気図
強弱はあるものの冬型の気圧配置が続くため、日本海側の地域では雪や雨の降りやすい日が続き、太平洋側の地域では晴れる日が多い予想です。
なお5日(火)から6日(水)にかけては本州の南を低気圧か前線が東進する予想です。雨雲が東海や関東にかかれば「南岸低気圧」として雪や雨を降らせることになりますが、現時点の予想では雪や雨の降る可能性は低いとみています。
爆弾低気圧通過 その後さらに寒気強まる
7日(木)頃の予想天気図
6日(水)頃に日本海で低気圧が発生し、7日(木)から8日(金)朝にかけて急速に発達しながら北日本付近を通過します。発達の割合が著しく、中心気圧は24時間に約24hPa程度低下し、いわゆる「爆弾低気圧」と呼ばれるほどの急発達になる予想です。このため非常に強い風が吹く見通しで、西日本から北日本にかけての沿岸に地域を中心に暴風雨や暴風雪に警戒してください。飛来物だけでなく、停電等にも注意が必要です。
低気圧の通過後は北から強い寒気が引き込まれるため、雪に注意が必要です。日本海側の地域を中心に北日本から西日本にかけての広範囲で雪が降る可能性があり、場合によっては大雪となるおそれがあります。交通機関に影響が出るおそれがあるため、今後の気象情報に注意してください。
シーズン最低クラスの寒さに
この寒気の影響で、西日本や東日本の都市部でも非常に強い冷え込みとなることが予想されます。8日(金)頃から三連休にかけては連日氷点下の冷え込みとなるほか、福岡では8日(金)の最高気温が1℃と予想されるなど昼間もあまり気温が上がりません。
万が一、暴風などにより停電が発生して暖房家電が使えなくなると、屋内でも凍える寒さとなってしまいます。念のため灯油の補充やカイロの準備などもしておいたほうが良さそうです。
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