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週後半は爆弾低気圧の通過と非常に強い寒気が南下 頭痛など“天気痛”に注意

ウェザーニュース / 2021年1月4日 8時50分

ウェザーニュース

週後半にかけての天気痛予報は、東京や大阪など各地で警戒ランクの出る日があり、その他の地域も注意ランクが出ています。

頭痛やめまいなどの天気痛による体調不良に注意が必要となるため、お薬が必要な人などは事前の対策をしておきましょう。

要因は「大気潮汐」と「低気圧通過による気圧や気温の変化」

7日(木)9時、8日(金)9時の予想天気図

要因は毎日決まった時間に起こる「大気潮汐」と呼ばれる気圧変化の変動が通常より大きくなることにあります。

特に、6日(水)頃に日本海で発生した低気圧が、7日(木)から8日(金)にかけて急速に発達しながら北日本を通過します。24時間に約24hPa程度低下し、いわゆる「爆弾低気圧」と呼ばれるほどの急発達になる予想です。

等圧線の間隔が狭く、非常に強い風とともに、上空の強い寒気が引き込まれるため、全国的に最低気温が氷点下となり、シーズン最低クラスの寒さとなる予想です。

今週後半は、低気圧通過に伴い気圧の変化と寒気による気温の変化が大きいため、身体にかかる負担も大きくなります。事前にお薬などの準備が必要な人は用意しておきましょう。

ウェザーニュースがこれまでに会員の方々と幾度も検証を行った結果、「気圧の変化が通常のパターンからずれた時」に、頭痛や関節痛などの天気痛を感じる方が多いことが分かっています。

毎日決まった時間に起こる「大気潮汐」と呼ばれる気圧変化の変動が通常より大きくなっていることに加えて、関東沖に発生する低気圧の影響で「微気圧変動」と呼ばれる細かな気圧変化が重なっている状況です。
このため気圧変化の影響で、頭痛や関節痛を感じることが多い方は注意が必要です。

天気痛は「気圧」がポイント

晴れや雨などの天気の変化だけでなく、気温や湿度のほか気圧なども大きく関係していると言われています。

特に気温・湿度については、「暑い・寒い」、「湿っている・乾燥している」など、日々の体感で変化を感じられますが、気圧の変化についてはなかなか体感で感じることができません。

ウェザーニュースの天気痛予報は、原因となる気象要素の中でも、肌で実感しにくい気圧の変化に着目して天気痛の予測ロジックを組み立てています。


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