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大根は上中下で味が変わる! 部位別のオススメ調理法は?

ウェザーニュース / 2021年1月10日 7時13分

ウェザーニュース

旬まっさかりの大根。今の時季の大根は大ぶりで、繊維が少なく甘味が多く、水分もたっぷりです。大きくどっしりした大根を1本丸ごと買ったら、まるまるおいしくいただきたいものです。

実は、大根は部位によって味や食感に違いがあるそうです。大根の部位別のおすすめ調理法などについて、野菜ソムリエプロの吉田謹子さんに伺いました。

大根は上中下で味が変わる

「大根は部位によって食感も味も違います。大根葉がついている上部は繊維分が多く食感は固めですが、最も甘みが強い部分です。中部は一番柔らかく甘みと辛みのバランスが良く水分も多め、下部は水分が少なく辛みが強い部分です」(吉田さん)

サラダに向く上部、煮物には中部

食感や味が違うため、それぞれの部位によって調理法を変えると、よりおいしく食べられると言います。

「上部はパリパリした食感とみずみずしさや甘さがあるので、生で食べるとおいしさが引き立ちます。細く切ってサラダに、また短冊切りにして野菜スティックなどに向いています。

中部は柔らかく甘みと辛みのバランスが良いので、煮物や大根ステーキ、おでんなどに最適です。

下部は辛みが強いので、辛めの大根おろしが作れます。その際には繊維を断ち切るように、輪切りにした大根の切り口をおろし金にあててすりおろしてください。また水分が少ないので、漬物などにも向いています。

スーパーなどでカットされた大根を購入する場合、どの部位にしようかと迷うことも多いと思います。こうした部位の特徴を理解しておくと、より一層おいしく作れるようなるでしょう」(吉田さん)

葉や皮も捨てずにおいしく

葉付きの大根を見かけたら、買うのがおすすめだそうです。

「大根の葉には根の部分には含まれないβ-カロテンをはじめとして、ビタミンK、葉酸やミネラル類のカリウム、カルシウムが豊富に含まれているので、ぜひ食べてほしい部位です。みじん切りにしてごゴマ油で炒めると、他の青菜にはないしっかりした食感が楽しめます。

ふりかけのようにごはんにかけると、何杯でも食べられるおいしさです。また、煮物などにする際にむいた皮は2~3日ぐらい干してから細く切って、ポン酢と鷹の爪で漬ければ、ハリハリ漬けができます。大根は捨てるところがない野菜なのです」(吉田さん)

今が旬でやわらかく甘味もある大根。それぞれの部位に合わせた料理でおいしくいただきましょう。

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