来週19日(火)は強い冬型の気圧配置 北日本や北陸で大雪・吹雪に警戒
ウェザーニュース / 2021年1月16日 18時0分
ここ数日は春を思わせるような暖かさとなった所があった日本列島ですが、明日以降は再び冬が戻ってきます。特に来週19日(火)頃は強い冬型の気圧配置になり、北日本から北陸にかけての広い範囲で大雪や吹雪に警戒が必要です。
強い寒気が日本上空に流入
19日(火)の予想天気図
明日17日(日)の冬型は一時的で、週明けの18日(月)になると日本海に新たな低気圧が進んで冬型が緩みます。低気圧は今日と同じように北海道付近を発達しながら通過し、19日(火)は冬型の気圧配置が強まる見込みです。
平地で雪になる目安の上空1500m付近で-6℃以下の寒気は本州南岸まで南下し、さらに強い-12℃以下の寒気が北日本から北陸を覆います。寒気の形状は「くさび形」と呼ばれる先端が尖ったような形で、長く居座ることはないものの、ピーク時は厳しい寒さと強い雪をもたらすパターンです。
西日本への寒気の流入は弱く、九州などで雪になる可能性は低いと見られます。
北日本や北陸は大雪、吹雪に警戒を
来週前半の天気と気温
北日本の日本海側や北陸では局地的に雪が強まり、山沿いの多い所では1日で40~50cmの大雪となるおそれがあります。低気圧に近い北海道の道東でも湿った雪が強まり、数10cmの積雪が予想されます。
また、等圧線の間隔が非常に混み合うため風も強まり、北日本の沿岸部では瞬間的に30m/sを上回るような暴風となる可能性があります。大雪による積雪増加に加え、吹雪による視界の悪化や吹き溜まりなどの危険性も高まりますので、警戒が必要です。
年末年始のように大雪や吹雪が長い期間続くことはなく、20日(水)には天気が落ち着いていきます。
この記事に関連するニュース
-
三連休は大雨のおそれ 台風14号などの影響で秋雨前線が活発化
ウェザーニュース / 2024年9月20日 6時30分
-
次の3連休は前線が南下し雨が強まる恐れ 北日本から西日本にかけて“警報級の大雨”となる恐れも【今後の雨と風のシミュレーション・18日午後1時半更新】
BSN新潟放送 / 2024年9月18日 13時33分
-
北日本や東日本は雨が強まるおそれ 関東は夜に雷雨に注意
ウェザーニュース / 2024年9月2日 8時0分
-
週間天気 9月は雨と残暑でスタート 新たな台風の気配も
ウェザーニュース / 2024年8月31日 15時10分
-
週間天気 台風10号の大雨が長引くおそれ 来週後半は天気回復へ
ウェザーニュース / 2024年8月30日 15時0分
ランキング
-
1解雇規制、対中外交で論戦=自民総裁選、9候補が街頭演説―東京
時事通信 / 2024年9月19日 21時17分
-
2維新、兵庫知事に辞職求める=独自候補も選択肢
時事通信 / 2024年9月19日 20時51分
-
3「往生際悪い」兵庫県民からは辞職求める声 斎藤知事の不信任案 全会一致で可決 「しっかり考える」進退明言せず
ABCニュース / 2024年9月19日 22時29分
-
4中国、水産輸入再開表明へ 処理水採取で参加容認
共同通信 / 2024年9月19日 23時59分
-
5袴田さん再審判決前に集会=姉「巌は無罪」、法改正訴え―東京
時事通信 / 2024年9月19日 19時34分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください