週明けは北日本や日本海側で荒天 強い寒気南下で大雪や吹雪に警戒
ウェザーニュース / 2021年1月17日 15時45分
週明けの明日18日(月)は低気圧が日本海で発達します。大陸から張り出す高気圧との間の気圧差が大きくなることで次第に風も強まり、19日(火)にかけて荒天に警戒が必要です。
明日18日(月)は次第に風が強まる
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18日(月)夜の予想天気図
18日(月)は日本海の低気圧が発達しながら東に進み、夜にかけて日本海沿岸を前線が通過します。低気圧や前線の周辺では雲が発達し、日本海側の各地で雪や雨が降る見込みです。一時的に雪や雨が強まったり、雷やアラレ、突風を伴うおそれがあります。
低気圧の西側は等圧線の間隔が非常に混み合って、北西~西よりの風が次第に強まります。山陰や近畿北部などの沿岸では瞬間的に25~30m/sの暴風となる所がありますので、飛来物などに警戒が必要です。そのほかの各地も風が強く吹く可能性があります。
19日(火)は日本海側で大雪や吹雪に
![](https://smtgvs.weathernews.jp/s/topics/img/202101/202101170105_box_img2_A.jpg?1610862698)
18日(月)~19日(火)の積雪の予想
低気圧の後ろには強い寒気が控えており、19日(火)は一時的に冬型の気圧配置となります。今回の寒気は北日本から東日本に流れ込むため、北陸から北の日本海側で大雪となる見込みです。
特に北陸や東北の山沿いで雪が多く、19日(火)夜までに50cmを超える新たな雪が予想されます。また、沿岸部でも気圧の谷が通過する18日(月)の深夜から19日(火)早朝は雪が強まり、局地的に30cm前後の積雪増加が見込まれます。
風の強い状況も続くため、吹雪となって視界が悪くなるタイミングもありそうです。大雪や吹雪に対して警戒をしてください。
今回の寒気は日本列島の上空に長く居座ることはなく、20日(水)には雪や風が収まる見込みです。
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