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極寒の煌めき"ダイヤモンドダスト" 今朝、福島県で撮影

ウェザーニュース / 2021年1月21日 9時15分

ウェザーニュース

今日21日(木)朝は、冷え込みが強まり、東北南部の山沿いから北陸にかけて、今シーズン一番の冷え込みとなったところが多くなりました。

福島県昭和村では、キラキラと輝く”ダイヤモンドダスト”が空気中を舞う様子が撮影されました。


この動画・写真を撮影した方によると、手元の温度計では気温が-17℃まで低下していたとのことです。

ダイヤモンドダストとは?

気温が非常に低くなると、空気中の水蒸気が凍ります。(現象の名前としては「昇華」)
その氷の結晶となったものに、太陽の光が当たってキラキラと輝いて見える現象のことを「ダイヤモンドダスト」と呼び、細氷ともいいます。

この時、氷の結晶は、空気中に浮いているというよりは、降ってきている(上から下に移動している)状態になります。
※空気中に浮いているだけだと、氷霧(こおりぎり)という現象になります。

ダイヤモンドダストができやすい条件

キラキラと輝く神秘的な現象ですが、見られる条件はとても限られています。

◆-15℃以下など、かなり冷え込むこと

◆風があまりないこと(風が強いと氷の結晶ができにくい)

◆晴れていること(晴れていないと、キラキラ光らない)

◆ある程度の湿度も必要(乾燥しすぎていると、氷の結晶ができにくい)


しっかりとした霧が発生してしまうと、太陽光が届かず光らなくなったり、氷の結晶になりにくかったりしてしまうこともあります。

極寒地域ならではの美しい風景。厳しい寒さの中で生活するのは大変ですが、一度は見てみたい冬の現象ですね。

参考資料など

写真・動画:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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