平年より気温は高めも、冬と春がせめぎ合い寒暖差大(気象庁1か月予報)
ウェザーニュース / 2021年1月28日 15時0分
今日28日(木)、気象庁は1月30日から3月1日までの1か月予報を発表しました。2月は冬の寒気と春の暖気がせめぎ合います。やや春の暖気が優勢ながらも、寒暖差が大きくなる見込みです。
寒暖差大きく、まだまだ寒い日も
この先1か月の予想気温
この先1か月の平均気温は西日本、東日本で平年よりも高い予想となっています。とは言っても、このまま春に一直線というわけではなく、寒気の南下するタイミングはある見込みです。
寒暖の差が大きく、春本番を感じる暖かな日がある一方で、冬が戻ったような寒さの日もあるため、まだまだ油断は出来ません。特に北日本は2月のはじめ頃や中頃に平年を下回る可能性がありますので、注意が必要です。
西日本や東日本ではスギ花粉も徐々に飛散が始まりますので、しっかりと体調管理をするようにしましょう。
冬から春への移行期の災害に注意
この先1か月の降水量
寒気と暖気がせめぎ合うことで、日本付近では低気圧が発達しやすく、降水量は西日本の太平洋側や東日本、北日本で平年並みの予想となっています。強い雨や雪、風に見舞われやすいため、注意が必要です。
日本海側の平野部は雪ではなく、雨になる日が増え、路面状況の悪化など融雪による影響が出やすくなる見込みです。山間部では気温の変動で雪面が変化し、そこにまとまった雪が降ることで雪崩の危険性が増します。
冬から春への季節の移り変わりに伴う災害に注意が必要です。
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