週間天気予報 週明けに前線通過 気温変化大きく

ウェザーニュース

週明けに低気圧が北日本付近を東進し、前線が日本列島を通過します。前線通過前は季節外れの暖かさとなり、通過後は一時的に冬型の気圧配置となります。寒暖差の大きな一週間となりそうです。

■この先1週間のポイント■

・明日から明後日に低気圧、前線が通過
・その後の寒気の流れ込みは一時的
・3日は立春　気温変化の大きな一週間に

明日から明後日に低気圧、前線が通過

予想天気図　2月1日(月)9時

週明けの明日2月1日(月)から2日(火)にかけては、前線を伴った低気圧が北日本付近を通過し、天気の崩れるところが多い予想です。太平洋側の地域も前線の通過時に雨の降る可能性があります。

低気圧が南から暖かく湿った空気を引き込むため、東北以南の平地では雪ではなく雨の降るところが多く、融雪による路面状況の悪化や落雪に注意が必要です。雪かきや雪下ろしの事故に十分注意してください。

その後の寒気の流れ込みは一時的

週間予想天気図

前線の通過後は冬型の気圧配置が強まりますが、強い寒気の流れ込みは長続きせず、週後半には冬型の気圧配置が緩む見通しです。現時点で週中頃以降に荒れた天気は予想されていませんが、日本海側では引き続き雲の多い空模様が続く見込みです。

太平洋側の地域は高気圧に覆われて晴れる日が多い予想です。

3日は立春　気温変化の大きな一週間に

東京の予想気温

週明けの前線の通過前と通過後で空気が入れ替わります。前線通過前は南から来る暖かな空気に覆われて、昼間は暖かく、朝の冷え込みも緩みます。

一方、前線通過後は冬らしい気圧配置に戻るため、朝は冷え込み、昼間もこの時期らしい寒さとなります。2月3日(水)は立春で暦の上では春の始まりですが、日本では逆に寒くなりそうです。

週後半は高気圧が南から日本を覆う気圧配置となるため、西日本や東日本では再び寒さが緩む予想です。

日ごとの変化が大きく、また、晴れる日には一日の中での寒暖差も大きくなります。体調を崩さないようお気を付けください。