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立春に強力な寒気が南下 北陸、北日本は大雪や吹雪に警戒

ウェザーニュース / 2021年2月3日 10時0分

ウェザーニュース

立春の今日3日(水)は冬型の気圧配置になっています。北海道上空1500m付近で-20℃以下の非常に強い寒気が流れ込んでいて、北陸や北日本は大雪な吹雪に警戒が必要です。

ひと晩で30cm以上の積雪増加も

日本海側の各地は昨日の午後から断続的に雪が降り続き、山沿いを中心に積雪が増加しています。

昨夜22時から今朝10時までの12時間で、山形県大蔵村・肘折は35cm、秋田県横手市で23cm、福島県南会津町・南郷で22cmなど東北の山沿いで特に多くの雪が降りました。現在も局地的には1時間に5cm前後の強い雪です。

沿岸部を中心に風も強く、10時までの最大瞬間風速は北海道えりも町・えりも岬で27.6m/s、秋田県八峰町・八森で27.2m/s、青森県八戸市で25.4m/s、石川県羽咋市で24.8m/sを観測。雪が加わることで吹雪となり、視界が悪くなっています。

明日にかけて積雪増加に警戒

4日(火)12時の雨・雪の予想

これから午後にかけても断続的に雪が降り、広い範囲で積雪が増加する見込みです。特に日本海で違う方向の風がぶつかり合うことで形成されるJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の影響を受けやすい、北陸や東北南部で雪の量が増えるおそれがあります。今夜までに内陸部では20cm前後、山間部では30cmを超えるような新たな雪が積もる見込みです。

また、明日4日(木)は前線を伴った低気圧が日本海から東北地方を通過する影響で、湿った雪の強まる所があります。東北北部の各地や東北南部から北陸にかけての山沿いでは昼頃をピークに、短時間の激しい雪となる予想です。

積雪の増加による路面状況の悪化や屋根からの落雪、雪崩、吹雪による視界不良などに警戒が必要です。

参考資料など

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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